田原市内で盛んに生産されている「甘夏」を使ったシャーベットを、同市蔵王山展望台の蔵王パノラマカフェが25日から売り出す。価格300円(税込み)で、限定約1000食、9月中旬頃までの販売を見込む。 シャーベットに使うのは蔵王山のふもとで収穫された甘夏。今までは期間限定で甘夏のフレッシュジュースとスムージーを販売してきたが、今年は特にジューシーで甘味がのった甘夏が獲れたため、夏の暑い時期にも楽しんでもらおうと新たにシャーベットの開発にも挑戦したという。 絞った果汁に砂糖と水あめなどで甘さを加え、シンプルに仕上げた一品。一食あたり80㌘で果汁は約40%。「本来の苦み、酸味をしっかり感じられ、後味もすっきりなさわやかなシャーベットになった。旬の甘夏の味をぜひ楽しんでほしい」とカフェ担当の近藤淳彦さん(54)。 カフェの営業時間は午前10時~午後4時。火曜定休。
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