山林整備し子どもの遊び場に
子どもたちが遊ぶ姿を見守る浴井さん(中央奥、嘉川の里山で)
山口市嘉川西本郷に所有する山林を里山に整備している元小学校長の浴井浩さん(79)=嘉川福岡=が、子どもたちの遊び場や地域の憩いの場として提供。「希望があれば、いつでも使って」と呼び掛けている。浴井さんは宇部市の黒石小を最後に定年退職。8年前から山口市の市児童クラブおおぞら(学童保育)運営協議会長を務めている。
もともとはシイタケ栽培に使用していた雑木林。地域に役立てばと、山の一部の斜面を一人で3年半かけて切り開き、約2000平方メートルを里山として再生した。ブランコやターザンロープ、シーソーなどの遊具、仮設トイレを設置。飲料水は各自持参で、1年前から開放し利用を受け入れている。
「大人同伴で安全管理に留意さえしてもらえれば、自然体験の少ない子どもたちの遊びや散歩コースにどんどん使ってもらっていい。あと数年かけて里山を広げたい」と浴井さん。小学校の遠足コースとしての活用も投げ掛けている。
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