田園と一体のホテルに 観賞用の稲の苗植え付け
鶴岡市北京田の田園地帯にある複合型宿泊滞在施設「ショウナイホテル スイデンテラス」の北側エントランス周辺に15日、観賞用の稲の苗が植えられた。スイデンテラスの広報担当者は「日本人の心の原風景ともいうべき田園に囲まれたホテルから、庄内の美しい風景や魅力を発信していきたい」と話している。
スイデンテラスはヤマガタデザイン(山中大介社長)が運営し昨年9月にオープン。世界的な建築家の坂茂氏が、木造建築が周辺の田園風景に溶け込むようなデザインとして施設を設計した。
この日は青空が広がる好天の下、エントランス周辺に水を張った約48㌃の水盤に、地元農家が機械で観賞用の稲の苗を植えた。水盤には青空に浮かぶ白い雲やスイデンテラスの建物が映り込み、のどかな風景をつくり出していた。
スイデンテラス広報担当の長岡太郎さんは「建築当初から計画していた観賞用の稲を植えることで、周辺の田園と一体となった日本でも珍しい景観のホテルとなる。秋には黄金色の稲穂がたなびくなど季節で変化していく風景を楽しんでもらえたら」と話していた。
スイデンテラスのエントランス周辺に観賞用の稲が植えられた
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