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紀伊民報社

カヌーの国際大会でメダル 冨塚君

出場した全種目でメダルを獲得した冨塚晴之君

 カヌースプリントの国際大会「アジアパシフィックスプリントカップ」が10~12日、ニュージーランドのカラピロ湖であり、田辺工業高校カヌー部3年の冨塚晴之君(17)が個人と団体で出場した全7種目で3位以内に入賞した。このうちU18(18歳以下)男女混合4人乗りの200メートルでは優勝した。

 大会はU21(21歳以下)、U18、U16(16歳以下)の各世代の日本代表選手が、ニュージーランドやオーストラリア、シンガポールなどの同年代の代表選手と競った。
 優勝したU18男女混合4人乗り200メートルは決勝に4艇が出場し、冨塚君を含む日本チームが36秒64を記録した。
 冨塚君は男子カヤックシングル(1人乗り)の200メートルでは予選を通過し、決勝(9艇出場)で40秒63を記録して3位だった。
 この他、U18男子カヤックの4人乗り500メートルで2位、2人乗りと4人乗りの200メートルはいずれも3位。U18の男女3人ずつ6人一組の「ミックスリレー」で3位。U21、U18、U16の各男女1人ずつ6人一組の「ミックスメガリレー」も3位だった。
 冨塚君は今大会で金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル5個を獲得。「国際大会の雰囲気を味わい、海外の選手と交流していい経験ができた。海外の選手は体力やパドルをこぐ速さがあったので、もっと体力や筋力を付けたい」と手応えを語る。
 高校からカヌーを始め、地元の中高生でつくる「田辺カヌースプリントクラブ」にも所属して練習を重ねた。海外派遣選手の選手選考会ではジュニア男子カヤックシングルの200メートルで優勝するなど好成績を残し、初めて日本代表入りした。
 日本代表チームに指導者として同行した田辺工業高の谷地利和教諭(47)は「出場した国は世界でも指折りの強豪。冨塚はこれから世界と戦う上で個人、チームでも自分の持てる力を発揮し、たくさんのレースができたのでいい経験になった」と健闘をたたえた。

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