全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

出羽三山 修験道の特色や魅力解説

 出羽三山などに伝わる修験道について理解を深める鼎談(ていだん)イベント「修験道 むかし・いま そしてこれから」が11日、鶴岡市のいでは文化記念館で開かれ、思想家や哲学者が修験道の特色や魅力を解説し、教育の在り方などについて意見を交わした。

 出羽三山の門前町の同市羽黒町手向地区の住民などでつくる実行委員会が主催し、鶴岡市と手向地区自治振興会が共催。思想家・武道家で鶴岡とゆかりのある内田樹さん(神戸市)、哲学者の内山節さん(群馬県上野村)、若い世代のための仏教塾を主宰する曹洞宗僧侶の藤田一照さん(神奈川県葉山市)の3人と、「立会人」として羽黒山伏で出羽三山神社責任役員理事の星野文紘さんが登壇した。

 武道や仏門などそれぞれが歩む道の活動と修験道を対比しながら、藤田さんは「禅の修行は建物の中で行われ、教義があり洗練されている感じがあるが、山伏の動く修行は爽快。自然との親近感を感じ主動的。理屈を言わないのがいい。自分の生身の体と五感を使うのが、学校的な学びのモデルになるのでは」と語った。

 内山さんは「大乗仏教の心理は空。語ったり概念化することができない。その骨格部分を守ってきているのが修験道といえる」と解説した上で、「大乗仏教は在家が中心。修験道も山に行って修行し里に帰って普通の生活をする人たちを軸にしている。現実世界の矛盾を背負いながら山に行く。そこへ導く人はいるが、教えてくれるのは自然や修行」と述べた。

 内田さんは「どうしたら死ぬのが怖くなくなるだろうか考えたとき、外側にある自然と自分の中にある身体の自然がつながっていると、そう感じることができるのでは。つながりを邪魔しているのは自我。自我の壁をつくりながら壊していく営みを人間は繰り返している。つくっては壊す不思議な循環の開放性を修行で感じる」と話し、「修行の本質は開放性。今の日本の学校教育に一番欠けている部分。達成目標を開示しない、査定しない、他人と能力を比較しない。学校教育の土台をひっくり返す必要がある」と力説した。

「修験道」について自由に語り合った

関連記事

紀伊民報社

大雨で民家や道路に被害 田辺市本宮町

 和歌山県田辺市本宮町で13~14日に降った大雨は、民家や道路に被害をもたらした。大雨の爪痕が残る現場を17日に訪ねた。  「本当にすごい雨だった」。本宮町本宮の男性(80)は振り返る。14日...

荘内日報社

全中サッカー開幕 庄内8会場で32チーム熱戦

 「第53回全国中学校サッカー大会」が18日、庄内8会場で始まった。全中サッカーが庄内で開催されるのは1988年以来、34年ぶり。鶴岡市の小真木原陸上競技場では1回戦で前年度優勝の神村学園中等部(鹿児島)が登...

海産物ロードをパレード 白老町虎杖浜越後踊り保存会  白老

白老町虎杖浜で17日、送り盆の伝統行事「虎杖浜越後盆踊り」が行われ、白老町虎杖浜越後踊り保存会(南昌宏会長)による踊りのパレードや灯籠流し、打ち上げ花火で先祖の霊を送った。パレードでは保存会の会員...

バイオガスからLPガス 鹿追町と古河電工 製造試験

 鹿追町と古河電工(東京、小林敬一社長)は18日、地域資源を最大限利活用した脱炭素・循環型社会の実現に向けた包括連携協定を締結した。同町中鹿追で家畜ふん尿由来のバイオガスからLPガスを合成し、...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク