全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

茨木さんの詩の世界楽しむ

 詩人・茨木のり子さん(1926―2006年)の菩提寺(ぼだいじ)として知られる鶴岡市加茂の浄禅寺(西方信夫住職)で12日、茨木作品の朗読会が行われた。

 加茂地区の赤灯台の保存を呼び掛けたメンバーらでつくる加茂レインボーの会(長谷川芳男代表)が主催。タチアオイやアジサイ、ヤブカンゾウなどさまざまな花が咲く「花微笑(ほほえむ)む寺」の浄禅寺を加茂の文化拠点として広めようと、市民有志による茨木のり子六月の会(黒羽根洋司代表)の協力で2年前から、クリンソウ観賞と合わせて開催している。

 この日は約60人が参加。開会行事で西方住職は「茨木さんのお参りに、全国各地から来ている。先日は韓国から墓参に訪れる人がいた。皆さんからもお参りがてら訪れていただき、加茂の港を一望できる景観を楽しんでもらえれば」とあいさつした。茨木さんの最後の詩集『歳月』に収載された「泉」「町角」「レインコート」「歳月」などの作品を六月の会メンバーが朗読し、林裕子さんが朗読の合間にハープ演奏を披露。最後は参加者全員で「六月」の詩を群読した。朗読会後は遠州流有志による呈茶もあり、参加者たちは地元の女性たちでつくる「おもしろい“かも”」特製のお茶菓子「さざ波の福くるみ餅」と一緒に味わっていた。

茨木さんの菩提寺・浄禅寺で開かれた詩の朗読会

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク