
2018年度は2万9867人の利用があった県立石垣青少年の家=2018年5月5日
県立石垣青少年の家(新善國所長)の2018年度利用者は2万9867人と前年度の2万7667人より8%増えた。1978年の開所以来、延べ利用者数は88万4540人となった。学校の宿泊学習、部活動や少年スポーツ団の練習などに活用されているほか、社会人サークル活動の場にもなっている。カヌー体験や登山、こども祭りなど主催事業には多くの地元親子らが参加した。
同家は豊かな自然環境と宿泊機会を提供することで、青少年の健全育成と社会教育に寄与することを目的とした施設。2012年からは、県の指定を受けたNPO法人八重山星の会(通事安夫会長)が運営している。
18年度は、主催事業の市民向け三線教室や少年スポーツ団の利用など社会教育目的の利用が最も多く、1万2769人と約4割を占めた。社会人サークルの定期的な練習場としての利用は約3割に当たる8099人だった。
利用形態では日帰りが89%、1泊2日が7%、2泊3日以上が4%。2泊3日以上の宿泊は、主に郡内離島や沖縄本島の児童生徒が石垣島に遠征した際の利用。1泊2日の利用は学校の宿泊学習など。
教育施設のほか地域の団体、企業なども宿泊計画を申請すれば利用できる。宿泊定数は210人で、60人収容の大研修室や体育館、キャンプ場などがある。宿泊利用に限り、カヌーやライフジャケットは無料。施設背後の「市民の森」で散策、生き物観察なども体験できる。問い合わせは(83−7901)。
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