全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

更別「熱中カフェ」本格始動 更農高生運営「地域交流の場に」

 十勝さらべつ熱中小学校(村更別南1線93)の敷地内に建つコンテナハウスを利用し、更別農業高校の生徒がプロデュース・運営する「熱中カフェ・Kalanchoe(カランコエ)」が1日、本格オープンした。来客数は4月29日のプレオープンには及ばなかったが、曇り空の下、30組以上が来店し、にぎわった。

熱中カフェを開店させた更別農業高の生徒たち

 昨年12月に熱中カフェの存在を知った更別農業高校の生徒たちが「カフェをやってみたい」と関心を示したことがきっかけ。同敷地内のレストラン「熱中食堂」の川口達也シェフが、営業のめどが立っていなかったカフェを稼働させたいと模索していたこともあり、地元の高校生を雇用して開店することにした。

 カフェでは、コーヒーやソフトクリーム、クロワッサンなどを提供するほか、地元企業と更別農業高が共同開発したレトルトカレーなども販売している。

 カフェ名の「カランコエ」は花の名前で、花言葉は「たくさんの小さな思い出」。店名を提案した同校2年の菅原早久良さん(16)は「花言葉の通り、お客さまがカフェで小さな思い出をたくさんつくってくれるとうれしい」、3年の広田結衣さん(17)は「地域の人が楽しく交流できる場にしたい」とカフェの開店に懸ける意気込みを語った。

 カフェでは今後、地元の野菜を使いスムージーなどを提供する予定。新メニューはこれから高校生スタッフが考えていく。

 高校生のカフェ運営をバックアップする川口シェフは「令和元旦にオープンしたこのカフェが地元に根付き、地域おこしの一環になれば」と話している。

 営業は土・日曜、祝日の午前11時~午後3時(テスト期間や学校行事の日などを除く)。カフェスタッフを志望する地元の高校生も募っている。問い合わせは熱中食堂(0155・67・5959)へ。

関連記事

紀伊民報社

「イノブターダービー」中止 飼育数減少が影響

 和歌山県すさみ町のすさみ海水浴場で毎年5月3日に開かれている「イノブータン王国建国祭」の名物イベント「イノブタダービー」が、今年は中止されることが分かった。主催の実行委員会は「イノブタの飼育数...

マンガリッツァ豚と旬のアスパラ 幕別の味、一緒に食べて

 幕別町内で生産される「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」と北王農林(藤原壽美社長)の旬のアスパラガスのコラボ商品が4月末まで、オンラインショップで販売されている。  マンガリッツァ豚は、ハンガ...

荘内日報社

「SVリーグ」に参入決定!! “世界最高峰”目指し新設「ファンと共に戦う」 ラ..

 ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、都内で会見を開き、10月に開幕するトップリーグ「大同生命SVリーグ」男女のリーグ編成を発表した。先にSVクラブライセンスの交付を受けていた、酒田市を拠点...

宇部日報社

市が新たに電動自転車20台導入 シェアサイクル実証事業 観光客の需要を見..

 山口市は15日、2020年から行っているシェアサイクル実証事業で、新たに電動自転車20台を導入した。市民からの要望に加え、米有力紙の特集「今年行くべき旅行地52選」に選ばれたこともあり、国内...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク