
多くの観光客でにぎわう残雪の北八ケ岳坪庭
大型連休も終盤に入った3日、諏訪地方は久しぶりに青空が広がり、各地の観光スポットは県内外の観光客らでにぎわいをみせた。茅野市北山の「北八ケ岳ロープウエイ」の山頂駅前に広がる「坪庭」には多くの家族連れらが訪れ、八ケ岳の雄大な自然を満喫していた。
同ロープウエイは北八ケ岳リゾート(茅野市北山)が運行。標高1771メートルの山麓駅を出発し、針葉樹が帯状に枯れる「縞枯れ」などを眼下に眺めながら約7分で標高2237メートルの山頂駅に到着する。
「坪庭」の今年の残雪は例年並みで、現在でも多いところでは1メートルほどの雪が見られる。北八ケ岳リゾートによると、今年の大型連休はすっきりとした晴れの日は少なかったが、入り込みは例年よりやや多いという。
横浜市から家族4人でやって来た斎藤貴司さん(39)は「横浜は1カ月前に桜の季節が終わっているが、聖光寺で桜、坪庭では残雪まで見られて得した気分。旅先を長野に選んで良かった」と話し、家族で記念写真を撮っていた。
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