捕鯨船が出港 北西太平洋での調査

出港する第七勝丸を手を振って見送る関係者(28日、太地町で)
4月上旬から北西太平洋の沿岸で始まる調査捕鯨に向けて、和歌山県太地町漁協所有の小型捕鯨船「第七勝丸」(32トン、乗組員6人)が28日朝、太地漁港を出港した。 北西太平洋での調査捕鯨は、国の許可を受けて一般社団法人「地域捕鯨推進協会」が実施。太地町漁協も捕鯨船を出して毎年参加している。 第七勝丸は宮城県石巻市沖や青森県八戸市沖などでの調査に参加してミンククジラを捕獲し、体重や年齢、胃の内容物などを調べる。11月上旬に太地に戻る予定という。 この日は、同漁協関係者や乗組員の家族ら約30人が「気を付けてね」と声を掛けたり、手を振ったりして第七勝丸を見送った。 捕鯨船の竹内隆士船長(39)は「決められた(目標捕獲頭数の)枠の中で、全頭捕獲し、無事に帰って来られるよう頑張りたい。捕鯨の伝統を守りたい」と話した。
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