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長野日報社

徒歩でしか行かれない喫茶店 長野県富士見町にオープン

「徒歩でしか行けない林の中の喫茶店」をオープンさせる富士見町出身、在住の若者たち

長野県富士見町出身、在住の若者たちが、同町小六区内の林中に喫茶店「Fumoku」を1日、オープンする。道路事情と環境保護のため徒歩でしか行かれない不便さを逆手に取って、「森林浴を楽しみながら来店を」と自然体験を売りにした店。店長の吉川泰介さん(32)=同町上蔦木出身、諏訪市在住=は「富士見の自然、人が好き。町の魅力を地元の人にも観光客にも伝えたい」と話している。

店を開くのは吉川さんと、中学時代の同級生で店舗の所有、在住の遠藤海さん(31)、海さんの姉、彩子さん(38)の3人。それぞれこれまでの職歴で培った専門知識、技能を持ち寄って今年2月から開業に向けて準備を進めた。

店舗は、道中に設けた駐車場から林道を10~15分歩いた林中にある。建築業を営む遠藤さん一家が3年ほど前から自作し、未完の建物を活用し、3人で内装を施した。

飲料提供のほか、客が自分でコーヒー豆を焙煎して味わったり、自作窯で焼き菓子作りに挑戦したりする体験や、森林散策、キャンプなど周辺の自然を楽しむ体験を計画する。また、若者の創作活動の発表や地域住民の交流にも利用してもらい、「行動力ある人の新たなつながりを生む場になれたら」(彩子さん)と夢を広げる。

「車も及ばない全くの自然、森の中での暮らしの面白さ、心地よさを実体験してもらい、移住の参考、きっかけにもなれば」と海さん。吉川さんは「富士見、信州を盛りたて、いい町にしたい」と意気込んでいる。

営業時間は午前10時30分~午後4時。住所は富士見町境10318。問い合わせは同店(電話070・1490・7716)へ。

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