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紀伊民報社

【10連休特集】合同で交通安全啓発 高野龍神スカイライン

連休中で多くのドライバーでにぎわう「ごまさんスカイタワー前」であった交通安全啓発(28日、田辺市龍神村龍神で)

 大型連休に入り、多くの二輪車が休憩に立ち寄った和歌山県田辺市龍神村龍神の高野龍神スカイライン沿いにある道の駅「ごまさんスカイタワー」前で28日、田辺署、橋本署、奈良県警五條署と県交通安全協会田辺支部による初の合同交通安全啓発があった。約40人がチラシを配り、奈良県警航空隊のヘリコプターが上空からマイクで交通安全を呼び掛けた。

 同スカイラインは、和歌山と奈良の両県にまたがる。全長42・7キロのうち、奈良県内を通る4・7キロは五條署、他は橋本署と田辺署が管轄している。奈良県内で事故があった場合は橋本署が処理に当たっている。二輪の交通事故が目立ち、2016~18年の3年間で死亡事故が2件、人身事故は12件発生している。
 これまでも署ごとに交通啓発をしていたが、今年は10連休でいつもの連休より二輪車を含めて交通量が増えることが予想されるため、3署合同で事故防止を訴えることにした。
 最初に田辺署交通課の大江澄享課長が「スカイラインでは重大事故が発生している。楽しくツーリングして帰ってもらえるように啓発をお願いします」とあいさつ。
 続いて約1時間、3署員と交通安全協会の職員がチラシやティッシュなどが入った啓発品400セットをライダーらに配りながら「安全に気を付けて走ってください」と呼び掛けた。田辺署員は大江課長が発案して同署が作製した「ライダーの命を守り隊」と書いた黄色の特製たすきを持参して着用。今後、二輪車対象の安全啓発で使っていくという。
 県交通安全協会の副会長で同協会田辺支部の松本修吾支部長は「合同啓発をすることで交通事故をなくす運動をしているという意識が高まる。ここだけでなく、県全体でも交通事故をなくしていきたい」と話している。

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