リトアニア代表が豊小と交流
豊橋市総合体育館で児童らとゴールボール試合
2020年東京五輪・パラリンピックへ向けたトレーニングキャンプをホストタウンの豊橋市で行っている欧州リトアニアのゴールボール代表は24日、同市総合体育館で市立豊小学校6年生約60人と試合を通じて交流を深めた。 ゴールボールは3人編成のチームで、目隠しをして、相手ゴールに向かって鈴の入ったボールを転がし合い得点を競う。リトアニアは世界ランキング2位の強豪で、23日から5月4日まで、同市でパラリンピックに向けたトレーニングを実施している。 交流会は、同小に選手が昨年も訪問していた縁で実現。この日は、リオ五輪で得点ランキング3位、17年の世界選手権得点王のスーパースター、ユスタス・パジャラウスカス選手ら7人が登場し、試合のデモンストレーションを披露したあと、児童6人対選手3人で、シュート対決を行った。

選手たちは体を横にしてゴールを塞ぎ、児童たちのシュートを全身を使って防御。一方、手ぬぐいやアイマスクで目隠しをした児童たちは鈴の音を頼りに、ボールに飛びついたり、選手の真似をして体を横に倒したりして、ゴールを死守した。 得点を決め、シュートを止めた濵﨑永遠君(11)は「周りの音に気を取られず、鈴の音だけに集中した。目が見えない選手たちが適格な位置にボールを投げていてすごかった」と目を輝かせた。 試合後は、児童を代表して佐原えまさん(11)が「パラリンピックが楽しみです。選手の皆さんの活躍を祈っています」とエールを送ると、ヘッドコーチのヴァルダス・ゲセェヴィチュスさんは「2020年には日本代表と決勝戦で戦いたい」と抱負を述べた。 最後は、児童たちがリトアニア国旗を手に「ありがとう」を意味するリトアニア語の「アチュー」と言いながら選手を見送り、つかの間のの交流を楽しんだ。
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