リトアニアのゴールボール代表が豊橋入り
東京パラリンピックへ向けトレーニングキャンプ
2020年東京五輪・パラリンピックで豊橋市がホストタウンとなっているリトアニアから世界ランキング2位の強豪・ゴールボール代表が23日、同市を訪れた。5月4日までの日程で、パラリンピックに向けたトレーニングキャンプを実施。27日には、日本代表との親善試合、ゴールボール体験会が行われる。 ゴールボールは3人編成のチームで、目隠しをして、相手ゴールに鈴の入ったボールを転がし合い得点を競う。視覚障害者の団体球技。 リトアニアは、2016年のリオデジャネイロパラリンピックで金メダルを獲得し、パラリンピックなど世界大会の常連となっている。 訪れたのは、ゴールボールの監督のほか、リオで得点ランキング3位、17年の世界選手権得点王のスーパースター、ユスタス・パジャラウスカス選手ら7人の総勢11人。来日した23日、市役所に佐原光一氏市長を表敬訪問した。

豊橋市とリトアニアは2005(平成17)年の愛・地球博(愛知万博)フレンドシップ事業を縁に民間を中心に交流がスタート。佐原市長は交流の経過を紹介した上で「訪問と交流をうれしく思う。市民がスポーツを通じ、勇気をもらえ、夢を抱け、スポーツのまちづくりをますます盛り上げれる」と述べ、歓迎した。 リトアニアパラリンピック委員会のパウリス・カルヴェリウス事務総長は「(豊橋は)2回目で、施設、食べ物、人もすばらしい」と述べた。一行は「日本代表は強いチーム」「ぜひ試合を見て楽しんでほしい」と話した。 27日は、日本代表との親善試合が午後2時から市総合体育館で行われる。入場無料。会場では午前10時半から1時間、市民向けのゴールボール体験会も開かれる。
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