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全国最年少知事が誕生 鈴木氏、道庁へ初登庁

職員の拍手に迎えられ、初登庁した鈴木新知事=23日午前9時ごろ、道庁1階ロビー

 7日投開票された道知事選で初当選した前夕張市長の鈴木直道氏(38)は23日午前、道庁へ初登庁した。現役では全国最年少知事に就任した鈴木氏は、職員を前に「前例にとらわれず、絶えず広い視野を持ち、新しい知恵やアイデアを出してほしい。私自身も先頭に立ち、北海道新時代の創造を目指し、全力を挙げたい」と抱負を述べた。道政のかじ取り役としては、前知事から27歳も若返った鈴木新道政が始動した。

 鈴木氏は午前9時に公用車で道庁へ到着。紺のスーツ姿の新知事は、玄関前で職員から花束を受け取り、笑顔で1階ロビーへ。約400人の職員の大きな拍手に包まれた。

 その後、3階特別応接室で、前知事の高橋はるみ氏(65)と事務の引き継ぎを実施。高橋氏から激励を受け、がっちりと握手を交わした。

 続いて道議会議場に幹部職員約500人を集めて、就任あいさつに臨んだ。鈴木知事は新しい道政の基本姿勢として①ピンチをチャンスに変える道政②新たな発想で攻める道政③地域と共に行動する道政―の3点を柱に臨むことを説明。さらに「北海道創生へ向け、市町村とのスクラム体制を強化したい」としたほか、「骨太で筋肉質な道庁の体制づくりを進める」「北海道を応援してくれる人たちの仕組みづくりも進める」などスタートダッシュで道政運営に当たる姿勢を示した。   

 鈴木氏は、埼玉県三郷市出身で法政大卒。1999年に東京都庁に入り、2008年から約2年、夕張市に応援職員として派遣。11年の夕張市長選に市民グループの要請で出馬して初当選し、当時の全国最年少市長になった。2期務め、全国唯一の財政再生団体である夕張の再生への道筋をつけた。知事選には自民、公明、新党大地推薦で出馬して約162万票を獲得し、野党統一候補の石川知裕氏(45)との一騎打ちを制した。

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