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長野日報社

どぶろくの仕込み佳境 27日に御座石神社で祭り

どぶろく祭に向け佳境を迎えた仕込み作業

祭りの宴席でどぶろくが振る舞われる、茅野市無形文化財指定の伝統祭事、御座石神社(同市本町)のどぶろく祭に向け、どぶろくの仕込み作業が佳境を迎えた。仕込みは同神社境内の濁酒醸造蔵で行われており、近隣住民らは今年の出来に期待を寄せている。祭の宴席は27日午後2時から同神社境内で開かれる。

今年の仕込み作業を担うのは、守矢芳幸さん(66)、書記の伊藤昌文さん(65)、会計の細田信一さん(62)の3人。ダイヤ菊醸造元の諏訪大津屋本家酒造の指導を受けながら、仕込み作業や温度管理などを行っている。

醸造元で仕込まれた酒母は3月29日に醸造蔵に持ち込まれ、4月7~8日に3基のタンクに分けて仕込みを開始。毎日2回のかい入れ(かくはん)を行うほか、午前9時~午後9時までの間に5回の検温(品温)をする。「中仕込み」「留め仕込み」を終え、現在は氷の入った金属製の筒を使って品温を下げて、発酵の調整段階に来たという。

今年は約720キロの酒米(美山錦)を使用し1600リットルのどぶろくを製造する予定。アルコール度数は最終的に18度程度に調整するという。守矢さんは「多くの人が飲みやすい酒にしたい」とし、「今年は59%まで磨いた良い米で仕込みができた。仕上がりも期待できる」と笑顔をみせた。

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