フランスから柔道家一行が豊橋へ
豊橋市内の柔道仲間らが19日夜、柔道の練習で来日し、市内を訪れたフランス人の一行を歓迎した。高校生の津軽三味線の演奏もあり、全員で盛り上がった。 一行は14人で、交流のある道場の指導者代表ジェネスターさん(70)と、20歳から43歳までの女性1人を含む高段者の柔道愛好家。 ジェネスターさんと40年来の交流があるともに70代の伊神重則さん、太田年彦さん、西村浩司さんらが同市大橋通3のビアホール独逸を会場に歓迎会を企画し、柔道仲間が集まった。

フランスで起きたノートルダム大聖堂の火災に日本人が心を痛め、再建のために募った寄付金を一行に贈呈。また、日本の伝統文化を見てもらおうと、豊橋市の津軽三味線奏者で高校1年の田中風真さん(16)が演奏を披露した。日本の四季をイメージし自ら作った曲や、津軽じょんがら節などを奏で、曲のたびに歓声が上がった。フランス・パリの通りをモチーフにした「オー・シャンゼリゼ」も演奏、一行が歌い出す一幕もあり、会場は大盛り上がり、和やかな雰囲気に包まれた。

一行は歓迎会に先がけ、市内で高校生と練習。20日朝、豊橋を出発し、東京へ向かった。早稲田大、筑波大、講道館などで練習を重ねるという。 太田さんは「伊神さんとの交流をきっかけにジェネスターさんと長い付き合い。最高に喜んでくれた」と話している。
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