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荘内日報社

高校生の目線で提言

 酒田市の本年度の「元気みらいワークショップ」が同市の酒田南高校(中原浩子校長)で始まった。市民協働のまちづくりに向け、2016年度から一般市民を対象に実施してきたもので、本年度は初めて高校生を対象に実施する。同校教養探求コースの2年生が11月まで8回、市の現状や課題を学ぶとともに、高校生の目線から市活性化の政策を考え、提言する。

 ワークショップは本年度、若者の地元定着・回帰を促進する狙いなどから、昨年1月に市との間で地域を支える人材育成などに関する連携協定を締結した酒田南高の生徒を対象に、授業(総合学習)の一環で実施する。17日に同校南千日キャンパスで行われた初回のワークショップには、同校教養探求コースの2年生約100人が参加した。

 初めに、中原校長が「皆さんの提案が市に届く機会になるかも。社会で活躍する力になるよう、挑戦を」とあいさつ。ファシリテーターの稲村りささん(山形市)がワークショップの概要を説明した後、矢口明子副市長が講話で「外に出ていっても、戻ってきてほしい」など思いを伝えるとともに、駅周辺整備事業や全中学校への外国語指導助手の配置など、本年度の市の主要事業を説明。また、酒田市クイズとして「市の人口は約10万人だが、2040年には何人になる?」(答え約7万人)などの問題を解き、楽しみながら酒田の現状や課題を学んだ。その後、4人前後のグループに分かれ、この日の感想などを語り合った。

 佐藤海翔さん(16)は「市が意外に、外国との交流やまちを良くするために多くの事業をやっていると思った。特に駅前の事業は規模が大きく、まちのにぎわいにつながりそうなので、気になる」、八鍬慶斗さん(16)は「酒田はラーメンもおいしく、それほど不満はないが、ゲームセンターなど若者が遊べる場所が少ないので、そういう場所ができるように提言したい」と話した。

 この日を含め10月までワークショップ7回と学校の授業で、地元各界で活躍する人を招いて話を聞くなどし、市の現状や課題について理解を深めるとともに、酒田のまちをより良くするための政策を自分たちで話し合ってまとめ、11月の8回目に発表する予定。

ワークショップで矢口副市長の講話の感想などを語り合う酒田南高生たち=17日

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