総合格闘家ジャイアン ジビエの道へ

「古座川ジビエ山の光工房」で働き始めた総合格闘家ジャイアン貴裕こと鈴木貴裕さん(古座川町月野瀬で)
総合格闘家「ジャイアン貴裕」としても活動している鈴木貴裕さん(32)=古座川町宇津木=がこの春から、古座川町の鳥獣食肉処理加工施設「古座川ジビエ山の光工房」(古座川町月野瀬)で働き始めた。すでに狩猟免許を取得しており、シカの解体にも挑戦するなど、現役格闘家が「ジビエの道」に踏み出した。先輩たちから狩猟や解体の技術を学び、今後はアスリート向けのジビエのPRにも力を入れていきたいという。
鈴木さんは千葉県出身。自然豊かな場所で暮らしたいと白浜町出身の妻と2014年に生まれた長女と共に、17年に古座川町に移住した。県ふるさと定住センター(同町直見)で移住の支援員として2年間勤務し、この4月から町の臨時職員(鳥獣害対策実施隊員)として山の光工房で働くことになった。
鳥獣肉の中でも特にシカ肉は高タンパク、低カロリーで、鉄分が豊富であるなど栄養価が高く、アスリートの体づくりに適した食材。鈴木さんは移住前から同町のジビエに関心があり、この工房が15年に設立されたことも移住を決めた理由の一つだったという。
移住を機に町の鳥獣害担当職員と知り合い、工房で働く以前から町産鳥獣肉のブランド「古座川ジビエ」のPRに関わってきた。
格闘家としてのネットワークを生かした取り組みにもつながっている。昨年12月31日にさいたま市であった格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」の会場で古座川ジビエのブースを出し、シカ肉のステーキを販売。さらにアスリートに向けた古座川ジビエPRのキャッチコピー「古座川ジビエ大作戦」のロゴデザインは、格闘家にも愛用されているストリート系の人気アパレルブランド「モブスタイル」が手掛けた。
狩猟免許は昨秋取得。今年3月には猟銃の所持許可も取った。シカの解体も勉強中だ。
鈴木さんは「捕獲や解体などの技術を高めるとともに、アスリート向けのプロモーションに力を入れてやっていきたい。格闘家である自分がここにいる意味を示すことができれば」と話している。
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