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外国籍生徒支援校「みらい西」開設

豊橋羽田中に2校目

 豊橋市教育委員会は、来日間もない外国籍中学生らのため、日本語指導を集中的に行う初期支援校「みらい西」を市立羽田中学校に開設した。市立豊岡中学校に次ぐ市内2校目。増え続ける外国籍生徒が日本の学校にスムーズに適応し、いち早く教科学習へ移行することを目指す。  市内では1月現在、外国籍生徒615人が暮らし、10年前に比べ1・5倍以上に増えている。来日後、従来あった初期支援教室を経ずに編入する生徒が増え、日本語が不自由なまま高校生になっている子もいたため、新たな支援として昨年度から外国籍の子どもが多い市内東部地域の豊岡中に「みらい」を設置。1年間で3カ国40人が修了した。  今年度から市内に点在する生徒のため、豊橋駅から近い同校が2校目に。生徒たちは居住校区に学籍を置きながら、月~木曜の200時間(10週間)にわたり、日本語の読み書きや英語、数学を学ぶ。

 15日の開校式では、山西正泰教育長が「早く日本の生活に慣れ、毎日を楽しく過ごせるよう全力でサポートしたい。日本語の勉強を頑張ってください」と激励。修了生で、この春から市立豊橋高校に通うフィリピン出身の先輩は「去年の今頃は1年後に高校へ入学できるなんて考えてもいませんでした」などと語り、みらいでの生活や調理師になる夢を持てたことなどを発表した。  1期生となるブラジル、フィリピン、中国3カ国の1年生5人は「未来に向かって日本語の勉強や学校生活を頑張ります」と日本語で宣誓。昨年10月にブラジルから来日した南陽中1年の宮城ユキさん(12)は「日本語をしっかり勉強して大学へ行きたい」と力強く語った。

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