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ヤシの実流しで対面式 石垣市の三木さんと日南市の平原さん

やしの実対面式で縁を深めた投入者の三木音波さん(中央)と日南市で拾った平原春義さん(同左)=6日午前、田原市日出町(市観光交流協会提供)

 【愛知】愛知県の渥美半島観光ビューローが昨年6月に石垣島沖合から流したヤシの実115個のうち、3個が漂着して拾われ、6日午前、田原市日出町の日出園地でヤシの実投入者と拾った人が会う「やしの実対面式」(同ビューロー主催)が行われた。

 漂着したヤシの実は、昨年7月5日に鹿児島県薩摩川内市手打海岸、同月23日に宮崎県日南市南海岸、8月3日に鹿児島県熊毛郡屋久島町吉田海岸でそれぞれ拾われた。

 このうち、石垣市に住む三木音波さん(7)が投入したヤシの実を拾った日南市の平原春義さん(78)は「光るプレートに気付いて拾った。地元では75年間泳いでいるが、こんな経験は初めて」と喜び、三木さんの母親の由香里さん(40)は「(拾われて)驚きと感謝。本当に漂着すると思わなかった」と話した。

 ヤシの実流しは、田原市の伊良湖岬が舞台の叙情詩「椰子の実」にある一節「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ」の再現。石垣島沖から毎年、投入者が明記された識別プレートを取り付けたヤシの実を流している。昨年で31回目。

 これまで流されたヤシの実は3494個で、漂着数は145個。このうち渥美半島へは4個だが、最終漂着地点の伊良湖岬恋路ヶ浜には届いていない。

 対面式に同席した石垣市観光交流協会の西仲野正巳さんは「お互いが笑顔で対面できて良かった。次こそは恋路ヶ浜に届いてほしい」と期待した。

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