全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

ブドウ苗木作り開始 池田でワイン醸造用に

育苗専用ポットに1本ずつ挿し木する作業員

 池田の春の風物詩の一つ、ワイン醸造用の苗木作りが町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)の敷地内にあるガラスハウス(町清見)で始まった。作業は10日ごろまで続けられる。

 同研究所の従業員ら15人が2日に作業を始めた。昨秋から冬にかけて剪定(せんてい)し、地下の苗木保管庫で越冬させた枝を使用。前の晩から水に浸しておいた約1.2メートルの枝をはさみで25センチほどに切りそろえ、地中に埋め込む側の枝の先に発根促進剤をつけて、育苗専用ポットに挿し木した。

 同研究所によると、管内では複数のワイナリー開設の動きがあり、今季は管内外からオーダーが入るなど、全道的に苗木は不足気味だという。同研究所では今季、町独自品種の「清見」「清舞」「山幸」を中心に試験栽培する苗木を含め10品種3万本を挿し木する予定。

 挿し木後は、育苗専用ポットの下に張り巡らせている電熱線で地温を25~30度に保つ。1~2週間後に萌芽(ほうが)し、苗木が20センチほど伸びるのを待ち、6月末ごろに隣接するビニールハウスに移植する。

 育ちが良好な苗木は来春にも販売されるほか定植する。

 同研究所の大堀泰樹製造課長は「来年以降もしっかり苗木を確保できるように育ってほしい」と話している。

関連記事

紀伊民報社

シャクナゲ咲く 和歌山・印南の川又観音

 和歌山県印南町川又にある川又観音周辺でシャクナゲ(ツツジ科)が見頃を迎えており、参拝者や写真愛好者が山中に映える鮮やかな花を楽しんでいる。  同町の山間部にある厄よけで知られる観音で、シャクナ...

障害者の芸術イベント アール・ブリュット、苫小牧の2人も活躍

苫小牧市文化会館で3月に開かれた芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2024」(苫小牧の文化と福祉を考える会主催)では、市内在住のアーティスト2人も活躍した。迷路作家の村川信也さん(50)と...

荘内日報社

プロジェクションマッピング鮮やかに 鶴岡・致道博物館重文「旧西田川郡役所」..

 鶴岡市の致道博物館(酒井忠順館長)にある国指定重要文化財「旧西田川郡役所」のリニューアルオープンを前に19日夜、クラウドファンディング(CF)の協力者を対象にした特別内覧とプロジェクションマッピン...

道の駅おとふけ来場128万人 2年目も好調

 音更町内の「道の駅おとふけ」(なつぞら2、愛称・なつぞらのふる里)が、15日に新築移転オープンから丸2年となった。2年目は、年間来場者数が128万2896人(対前年比14.9%減)で、開業初年(...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク