伝統の組みひもに夢中 諏訪塾で体験会
29日まで週1回、すわまちくらぶで開く組みひも体験
地域の歴史文化を学び深める講座「諏訪塾」(実行委員会主催)は7日、組みひも体験を諏訪市諏訪1のまちづくりの拠点「すわまちくらぶ」で開いた。諏訪と関わり深い絹糸を使った組みひもと手まりを紹介する同所企画展の一環。3人が基本的な組みひものより合わせ方を習得し、約15センチのストラップを作った。
組みひもは帯締め以外にも茶道具やひな人形などさまざまなものに使われる。体験会は奈良時代からの伝統工芸に親しむ機会とした。組紐工芸師の上田斗美さん(84)=茅野市=を講師に、29日まで毎週1回開き、専用より合わせ台の「丸台」を使い、好みの糸2色で作る。
組ひもはよる前に、細くて絡みやすい絹糸42本をひと束にそろえ、束の両端に可動用と固定の「玉」に結び付ける下準備が重要。参加者は協力し合い、8束を準備した。上田さんの「ゆっくり間違えないように」の指導を受け、時計回りや反時計回りに玉を動かしたり持ち替えて動かしたりして、より合わせた。
手芸好きでしめ縄も作ったと話す吉田夏子さん(24)=木曽郡王滝村=は「準備は大変だったが、慣れると楽しい」。茅野市の女性は「御柱祭のお守りの紐を作ってみたい」とこつをつかみ、夢中になり手を動かしていた。
体験の定員は4人。14日は満員、21日と29日の参加者を受け付けている。時間は午後1時~同4時。参加費1500円。5月6日までの会期中の毎週木曜日は午後1時から、組みひもの実演がある。
問い合わせはすわまちくらぶ(電話0266・55・1029)へ。
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