帆船模型の会が20周年記念展

会員力作の帆船模型が並ぶ会場(市立図書館で)
宇部帆船模型の会(堀田良作会長)の20周年記念第29回作品展が市立図書館で開かれている。大航海時代に活躍した世界各国の戦艦、武装商船などの模型23隻を披露。細部まで精密に再現された雄姿に、来場客が見入っている。7日まで。 同会は1999年に発足。現在、60~70歳代の愛好家16人が所属し、月に1度、市民活動センター「青空」で勉強会を開いて技術を磨いている。今展には、20年前の発足当初から活動するベテラン会員の作品をメインに展示した。 模型制作歴30年以上の石川栄一さんは、16世紀のガレー船「ラ・レアル・ド・フランス」などを出品。60本以上あるオールを人力でこいで推進する軍艦で、突撃用にとがった船首が特徴的な船体を、60分の1スケールで再現した。制作途中の「日本丸」の模型や、制作過程を写真で解説する展示もある。 堀田会長は「20年間、先輩方が熱意を持って続けてこられた活動を今後も維持していきたい。船が活躍した時代背景に思いをはせながらじっくり鑑賞し、模型づくりの魅力を知ってもらえたら」と話した。
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