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長野日報社

駒ケ根市の広小路商店街 市民が障子張り替え作業

古い紙をきれいに剥がした障子枠に新しい純白の紙を張る参加者=JR駒ケ根駅前ビル・アルパ

 駒ケ根市内で3月31日、中央、南の両アルプスが望める中心市街地の広小路商店街に面したビルの障子を張り替える作業があった。市民15人が参加し、希望する5店舗の障子計50枚を、JR駒ケ根駅前ビル・アルパのフリースペースへ運び入れ、純白の障子紙に張り替えてきれいにした。

 作業は広小路商店街振興組合と中心市街地の再生に取り組むこまがねテラス、市街地を盛り上げる活動に携わる「賑わい創出プロジェクト・おちつき」の共催。今回の試みは市地域おこし協力隊の前田智子さん(36)がアルプスを見上げて視界に入るビル上階の破れた障子に気付き、張り替えたら「景観に磨きがかかる」と発案した。

 参加者は 市内で紙を販売する男性(52)の指導で、外した障子に霧吹きで水をかけて古い紙を剥がし、新しい紙を丁寧に張り付けた。 同市の会社員、佐々木朋子さん(33)は「障子の枠に紙がピンと張れると気持ちいい」と話し、楽しそうに作業を続けた。

 前田さんは「大勢の方の協力があって作業が進んだ」と感謝し、「障子が破れているだけで街を盛り上げようと頑張っている皆さんの努力が消えるのは悲しい。こうした活動をきっかけに地域の方が街のことを考えるきっかけになればうれしい」と述べた。

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