子どもの居場所づくり、学童保育で「みんなで昼食」

カレーを頬張る児童(鵜ノ島小で)
食事の提供を通じて子どもたちの居場所をつくる取り組み「みんにゃ食堂」が28日、鵜ノ島小の学童保育クラブで開かれ、児童25人が和気あいあいと昼食のカレーライスを味わった。
春休み中に学童を利用する子どもたちの食を支援しようと、同食堂の運営に関わる金子小児科などが呼び掛け「みんなで昼ごはん」と題して初開催。春休み中4月5日にも実施し、今後も夏休みなどの長期休暇に合わせて、週に1回程度の食事提供をしようと企画している。 長期休みは弁当を持参することになっているが、この日は一緒に食べる温かい食事に大喜び。1年の橋本剛樹君、井頭咲笑さん、太田想愛さんは「おいしかった。いつもと違う昼ご飯で楽しい」とカレーをお代わりしていた。 学童支援員の西村慶子さんは「食事は毎日のことなので、こうした支援があると保護者の負担も少しは軽くなるのでは。子どもたちも喜んでおり、大変ありがたい」と話した。
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