全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

諏訪湖で遊んで 井川さんがカヤック体験ツアー

長野県諏訪市湖南出身で王滝村地域おこし協力隊員の井川竜太さん(26)=同村=が4月28日から週末や大型連休に諏訪湖でカヤックを楽しむ体験ツアーを定期開催する。湖畔で足こぎボートのレンタルなどを行っているホテル紅や(同市湖岸通り)の協力を得て、紅やマリーナを発着点とし、湖上を楽しむ約2時間のプログラムを計画。「諏訪湖を遊べる場所にし、利活用を進めて人が集まる場所にしたい」と話している。

井川さんは横浜の大学を卒業後に商社で働いたが、長野県で働きたい気持ちが大きくなり、2017年に同協力隊となって王滝村に移り住んだ。村での活動を続ける中で村内のダム湖や自然湖でレジャーとして行われているカヤックに出合った。

諏訪湖でのプロジェクトは、諏訪湖に集まる人を増やし、協力しあう環境が生まれれば湖の利活用の可能性が一層広まると期待する。湖上から見る諏訪の景色の素晴らしさや、高校時代の3年間に毎年出場したレガッタ大会の楽しかった思い出がよみがえり、「もっと諏訪湖を活用したい。人が集まれば夢が可能性が広がる。使わないとすたれてしまう」と企画した。その思いに紅や側が賛同した。

ツアーは1日3回で午前8~10時、10時15分~午後0時15分、1~3時の予定。初島上陸をツアーに組み込む。今年は10月中旬ごろまで続ける予定。夏には湖上に浮かぶごみを集め、沿岸をきれいにする美化活動のイベントも開きたい考え。井川さんは「諏訪湖のファンを増やしたい」と願っている。

カヤックの購入費を賄うため、クラウドファンディングも実施して協力を求めている。問い合わせは井川さん(電話090・7711・3233)へ。

関連記事

長野日報社

翻訳アプリで会話実習 外国人観光客に対応 長野県伊那市観光協会

 長野県伊那市観光協会は5日、外国人観光客を迎えるため、スマートフォンを使った翻訳アプリの講習会を市防災コミュニティセンターで開いた。新型コロナウイルスの5類移行もあってインバウンド(訪日外国...

長野日報社

農家民泊と桜の花見組み合わせ 伊那市観光協会が新ツアー 長野県

長野県の伊那市観光協会は、都市部や海外の旅行客に宿泊施設や農業体験を提供する農家民泊と観桜期の花見を組み合わせた新たなツアー「ぐるりさくら旅」を企画した。4月1日と4日の各1泊2日で、郷土食作...

長野日報社

40年ぶりに新調 重文・片倉館全和室の畳表

長野県諏訪市湖岸通り4の重要文化財・片倉館は今月、館内全和室の畳表を約40年ぶりに新調した。これを機にイベントや展覧会、会議など外部利用者への貸室事業に力を注ぐ。 同館は1928年(昭和3年...

長野日報社

まるで桜、横谷温泉 蓼科に「雨氷」 長野県茅野市

 ぽかぽか陽気から真冬の寒さに逆戻りした22日、標高の高い地域では前夜からの雨が木などに付着して凍った「雨氷」が見られた。長野県茅野市蓼科中央高原の横谷温泉旅館(篠原元文社長)では、敷地内のエゾ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク