「日置川桜まつり」初めて開催 住民有志が準備

「まつり」に向けて手作りしたチラシを見る有志たち(白浜町久木の向平キャンプ場で)
和歌山県白浜町の日置川流域の住民有志が31日、同町久木の町営向平キャンプ場で、この場所で咲くサクラを楽しんでもらおうと「日置川桜まつり」を初めて開く。協力の輪が広がり、飲食物などの販売やフリーマーケット、「餅まき」ならぬ「いろんな物まき」を企画している。有志たちは「多くの人にこの場所を知ってもらいたい」と期待している。
県道日置川大塔線を上流方面へ進み、日置川に架かる向平橋を渡った場所にある同キャンプ場(約2万平方メートル)には、ソメイヨシノが約20本ある。毎年きれいに花を咲かせるが、あまり知られていないという。
「まつり」を開くきっかけは、久木の水本みきさん(62)や同町日置の河野純子さん(69)らが昨年3月、このキャンプ場で花見をしたことだった。ちょうど満開の頃で「来年はここで何かしたいね」「自分たちで売り出せないか」と話した。
昨年末から周囲に声を掛け、地元の久木区や日置川観光協会のほか、JA紀南日置川ブロック女性会などが快く協力してくれることになった。有志でチラシやポスターを手作りし、「まつり」をPRしている。
水本さんは「皆が手伝ってくれるおかげで開催できる」と喜び、河野さんは「どうせなら一度きりではなく、次回以降につなげられるといい。来た人に楽しんでもらえれば」と話している。
「まつり」は31日午前10時~午後2時。雨天中止。
芋餅やカレー、おでん、めはりずし、焼きそばなどの販売があるほか、フリーマーケットでは10人以上が出店して雑貨や衣類などを並べる。毎月、同町市鹿野の旧川添中学校で営業する「川添カフェかーちゃんの里」を切り盛りするメンバーも協力する。
会場では、日置川拠点公民館(白浜町日置)の音楽サークル会員でつくる「MOZU(もず)」による演奏もある。「いろんな物まき」では、餅や菓子のほか、旧日置川町内の入浴施設で使える入浴券や飲食店の食事券などもまく。
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