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紀州漆器協組が紬研修 奄美大島で青年部ら泥染め体験

泥染めを体験する和歌山県の紀州漆器協同組合青年部メンバー=23日、龍郷町大勝

 紀州漆器協同組合青年部(中西拓士青年部長)=和歌山県=は23日、研修で奄美大島に入った。奄美市名瀬の原絹織物㈱(原正仁代表)で本場奄美大島紬の製造過程を学び、同社が管理する龍郷町大勝の泥田で大島紬独特の染色・泥染めを体験した。

 和歌山県海南市の黒江地区を中心に生産される紀州漆器は、室町時代の紀州木地師によって渋地椀が作られたのが始まりとされる。朱塗りの表面から下地の黒が浮き出た文様でも有名。1978年に通商産業省から伝統工芸品に指定された。

 同青年部は全国各地の伝統工芸品の産地などを視察している。今回の奄美研修は製造や卸、販売業者ら11人が参加した。全員が奄美は初来島という。

 一行はこの日、ストールの泥染めに挑戦した。漆器卸業の高橋伸年さん(44)は「泥に入れることで色が変化するのを実際に目にでき、いい経験になった。体験することで職人の苦労も分かった。大島紬は漆器を包む素材としての可能性を感じた」と話した。

 一行は24日、島内の観光地などを巡った後、帰途に就く予定。

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