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宇部日報社

県立美術館で扇の特別展

扇にまつわる多様な美術品を楽しむ来場者(県立美術館で)

 県立美術館の特別展「扇の国、日本」が、山口市亀山町の同館で開かれている。日常的に使用された紙の扇をはじめ、扇をモチーフとしたびょうぶや器、ふすま絵など、中世の作品を中心に約160点を並べている。5月6日まで。  扇は、中国から伝わったうちわを元に日本で生み出された。当初は、薄い木の板を重ね合わせた形状だったという。同展では、現存最古となる平安時代の「彩絵檜扇(さいえひおうぎ)」を展示。絵柄は紅葉や萩、蝶などで、美しい色彩を楽しむことができる。    王朝や合戦にまつわる物語絵を題材とした扇も見どころ。室町時代の「北野天神縁起絵扇面貼付屏風(びょうぶ)」は、全体に縁起物語を描いた扇が何枚も貼られ、びょうぶとしてだけでなく扇としても鑑賞できる作品となっている。    この他、末広がりの縁起の良い形を生かした扇型の器などもある。    学芸員の岡本麻美さんは「手に持った状態や開く時の動きを想像しながら見てほしい。扇の持ついろいろな側面に気付いてもらえれば」と語った。    料金は、一般1300円、70歳以上・学生1100円、18歳以下無料。

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