イノチオファーム豊橋へラオスから視察
東南アジア・ラオスの国民議会のパーニー・ヤートートゥ議長らが20日、豊橋市新西浜町でミニトマトを栽培している次世代施設園芸愛知県拠点の中核、イノチオファーム豊橋を視察した。一行は、同市と田原市の市長らともそれぞれ意見交換した。 議長をはじめ、元農林副大臣の議長の夫や、議員ら一行10人は、衆議院の招へいで来日した。 農業分野の視察を希望し、全国屈指の農業地帯・豊橋、田原両市を中心に事業を展開する農業関連のイノチオホールディングス(豊橋市、石黒功社長)がラオス南部セコン県で農場経営に乗り出すこともあり、グループ会社が手掛けているイノチオファーム豊橋を訪れた。 次世代施設園芸愛知県拠点は、産学官でつくる組織が取り組みを進める。核となっているイノチオファーム豊橋は、約3・6㌶でミニトマトを温室栽培。担当者が、一行に「必要な温室暖房は化石燃料に頼らないよう近くにある下水処理場から出る19~20度の湯(放流水)を活用し、現在、重油使用料を1~2割削減している」と説明した。 議長らは熱心に見学し、ミニトマトの収穫量や販売先、食べ方なども活発に質問していた。 田原市の山下政良市長とも懇談。「ラオスでメロンを栽培できるか」など積極的に質問したほか、行政の仕組みなどについても関心を示していた。
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