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荘内日報社

新たな毛髪素材開発へ スパイバーとアデランス、共同研究着手

 鶴岡市のバイオベンチャー企業Spiber(スパイバー、関山和秀代表執行役)とアデランス(東京、津村佳宏社長)は19日、新たな毛髪素材の共同研究開発に着手したと発表した。スパイバーが持つ人工構造タンパク質を生産する技術と、アデランスが培ってきた総合毛髪開発力を組み合わせ、パーマをかけたり、染色したりすることも可能な人毛に近い素材を開発し、2年後の商品化を目指す。

 同日、関山代表執行役と津村社長が東京都内で会見し、発表した。

 人毛は将来的に入手が困難になることが懸念され、アデランスはウイッグ需要などに対応するため1983年から化学繊維を用いた人工毛髪の研究を始め、人毛に近づけた人工毛髪を開発した。一方で、原料となる石油資源に頼らない新素材を求め、スパイバーに共同研究を持ち掛けた。

 スパイバーは独自の技術で毛髪としての特性を満たすタンパク質を遺伝子レベルで設計し、微生物を用いた発酵プロセスによって原料となる構造タンパク質を取得。さらに毛髪素材に最適な形状や物性となるように構造タンパク質を加工するための新たな繊維化技術の開発や、製造条件の検討などを進める。アデランスは新素材に対して毛髪のような風合いや特徴を付与するための加工、染色、カール付けなどを行い、製品としての評価を高めていく。既に昨年から基礎特性や各工程に関する研究がスタートしサンプルも製作しており、関連特許も4件出願しているという。

 会見で関山代表執行役は「個性の違う一人一人に合わせた毛髪を開発しないかと、津村社長から共同研究開発の話を頂いた。がん治療で毛髪が抜けた私の母のこともあり、病気を含め毛髪の悩みを持っている人たちにとって、われわれの技術が大きな力になると感じた」と語った。津村社長は「世界的にタンパク質で毛髪素材を作る取り組みはあるが、いまだ完成していない。スパイバーの素材は頑丈で切れない。新しい技術で高い品質の素材を作る」と述べた。

製品サンプルを手に会見に臨んだ関山代表執行役(右)と津村社長=東京都港区・スペースFS汐留

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