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北羽新報社

演劇で「長信田」の歩み描く

若者の成長の姿などを題材にした長信田の森心療クリニックによる演劇公演

 三種町森岳の長信田の森心療クリニック(児玉隆治院長)に通う若者たちによる第8回演劇公演「いまだ風は見えず」が17日、同町山本ふるさと文化館で行われた。今回は開院に至る経緯や関係者の労苦、成長する若者の姿など実話に基づく舞台で、「自分で動き、気付き、体験を重ねて未来を切り開いていく」といった当事者の言葉の数々が観客の胸を打った。

 クリニックは平成13年10月に開業。外来診療だけでなく、不登校や引きこもりに陥った若者たちを対象に体験活動を中心としたデイケアや共同生活を実施している。
 8回目を数えた今回の演劇は、副院長の水野淳一郎さん(52)が脚本・演出を担当。水野さんが児玉院長と出会い、理想とする精神医療を具現化したクリニックを立ち上げるまでの経緯、若者が和太鼓に打ち込むなどして長信田の森で成長する姿に焦点を当てた。クリニックに通う若者約20人に地域住民も出演した舞台に、約480人が来場した。
 血の通った相談体制や、人が持つ可能性を広げるために体験に重きを置く医療を目指して開院に奔走する関係者の思い、それぞれの事情を背負ってクリニックに身を寄せる若者の姿を「自分に合わない型に無理にはまる必要はない」「弱さや惨めも前を向く力になる」「長信田の森で仲間と支え合い、強くなった。昔の自分から変わることができた」などと本人の言葉で表現した。
 終盤には、若者12人が「長信田太鼓」を演奏。進学や就職でクリニックを巣立つ若者もおり、「仲間と出会い、前を向くことができた」「自分で道を切り開く」などと覚悟を語る場面もあり、観客から大きな拍手が送られた。
 リーダーを務めた千田恭平さん(28)は「本番に向け、一人ひとりが壁を乗り越え、この舞台を作れたことに感謝したい」と語り、自らも出演した水野さんは「拙い脚本に子どもたちが命を吹き込んでくれた。『ありがとう』と言いたい」と話し、児玉院長や家族にも感謝の言葉を重ねていた。

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