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宇宙から観る海洋プランクトン

「しきさい」が捉えた最新の三河湾の画像について説明する石坂教授=蒲郡市生命の海科学館で

 人工衛星から地球の海水にすむ植物プランクトンを測定している研究活動の講演会「宇宙から海洋プランクトンを観る」が21日、蒲郡市生命の海科学館で開かれた。名古屋大学宇宙地球環境研究所の石坂丞二教授が講師を務め、「海の生物は国境も関係なく動くのを知ることができるのが人工衛星。国際的な対策にも役立てられる」と説いた。  同研究所と同科学館の館共催イベント「体験!海洋研究最前線」の1つとして企画。石坂教授は「広く、行きづらく、変化しやすいという海。食物連鎖や赤潮、環境モニタリング、物質循環を研究する上でいつでも観測できる状況ができるのが人工衛星だった」と解説した。  石坂教授は「衛星が捉えた画像では色の違いでプランクトン量の多少が分かる。そして魚の動きを知ろうとする研究が進み出した」と説明した。  また「赤潮の動きも分かり、日本に流れてきたり、日本から流れ出る状況も確認できるため、海洋には国境がないことを理解しながら環境対策も必要」とした。  またJAXA(宇宙航空研究開発機構)が昨年12月に打ち上げた地球観測衛星「しきさい」が捉えた2月27日時点の画像も公開。「黒潮の大蛇行や三河湾内の海洋環境も知ることができて重要となる」と解説した。

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