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豊川小で卒業記念ミニ屏風作り

 豊川市立豊川小学校(壁谷由美校長)で、6年生児童が卒業記念にミニ屏風作りに挑んだ。地元校区で、豊川仲町で表具・表装、ふすまや障子の張り替えを手掛ける村川松栄堂の村川和弘さん(43)が来校し、和紙などを使ったミニ屏風作りを教えた。

 6年生児童46人は、村川さんが手本として作り方を指南する中、新聞紙を敷いた上で薬品のりやボンドを使い、土台に金色や銀色でキラキラ輝く鳥の子和紙を貼り、隅をはさみで切るなどして作成。最後は周りの縁を好きな色で塗り、自分だけのオリジナル屏風に仕上げた。  豊川稲荷門前に会社を構える村川さんは、大正10年創業の表具屋を継いだ3代目。今回、初めて母校で後輩たちに指導することになり「日本に伝わる伝統を少しでも覚えてもらえたらうれしい」と、自然と熱が入った。息子の明大(あきひろ)君が同校6年生で、村川さんの教えを体現するように、慣れた手つきで友達たちの作業をサポート。「ほかの仕事もやってみたいけど、伝統を大切にするためには継ぎたいと思う」と使命感をのぞかせた。  完成したミニ屏風はそれぞれ自宅に持ち帰り、思い出の写真と共に飾るなどして活用する。和田椛(いろは)さんは「難しそうだったけど、上手に作れたと思う。ミニバスケでの写真を入れて玄関に飾りたい」と話していた。

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