全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

厳寒の千歳川で保命訓練 操縦士ら漂流体験-空自千歳基地

水を浴びながら救命ボートに乗り込む操縦士(右)

 航空自衛隊千歳基地は6日、冬季水上保命訓練を千歳川で行った。第2航空団の戦闘機操縦士13人が参加し、海上で漂流しながら救助を待つ想定で訓練。冷たい川の流れの中で救命ボートを操り、万が一のトラブルに備えた。

 毎年夏と冬に行っており、今回で40回目。想定は戦闘機の飛行中トラブルで、操縦士が真冬の海に緊急脱出し、救命ボートで漂流しながら救助を待つ内容。

 ダイナックスアリーナ(市スポーツセンター)前を流れる千歳川で、4回に分けて訓練を繰り広げた。

 この日は例年と比べて穏やかな天候だったが、それでも気温4度、水温2度の過酷な条件。パイロットは防水仕様のつなぎに身を包み、大人の膝上の深さほどある川に入って訓練。川岸から係留された救命ボートに乗り込み、約30分間にわたって耐えた。

 千歳救難隊の隊員が指南役を務めつつ、真冬の荒波を再現するため、容赦なくバケツで水を浴びせ続け、力ずくでボートをひっくり返す場面も。救難隊員は「ボートから流されないように」「落ち着いてリカバリー(回復)」などと熱心にアドバイスし、パイロットは苦悶(くもん)の表情を浮かべつつも冷静に対応した。

 第201飛行隊の小川貴也1尉(31)は同訓練に初めて参加し救命ボートを水よけで覆う動作に苦労したことを振り返り、「手がかじかんで大変だった」と語った。「このようなことが起こらないよう訓練しているが、(トラブルにも)しっかり対応できるようまい進したい」と気持ちを新たにしていた。

関連記事

植苗などで撮影「ぼくのお日さま」苫小牧でも上映開始

苫小牧市柳町のディノスシネマズ苫小牧で13日、苫小牧市など道内で撮影された映画「ぼくのお日さま」の上映が始まった。  映画は、雪深い田舎まちでアイスダンスを練習する少年と少女、指導に当たるコ...

体に優しい総菜カフェ 「たちばなdeli」 鹿追で開店

 総菜カフェ「たちばなdeli」が12日、鹿追町泉町3丁目にオープンした。十勝産食材を中心に、ナチュラルフードコーディネーターの資格を持つ店主の濱口愛枝さん(51)=鹿追町在住=が体に優しい“食”を...

荘内日報社

連休イベント満喫 景観楽しみ爽やかな汗 スリーデーウオーク 鶴岡

 連休の3日間連続で異なるコースのウオーキングを楽しむイベント「つるおかスリーデーウオーク」が14日、鶴岡市で始まった。初日の「羽黒山修験のみちコース」には県内外から約170人が参加。同市羽黒町手向の宿...

宇部日報社

韓国から「おいでませ」 宇部空港にチャーター第1便到着【宇部】

 山口宇部空港と韓国の仁川国際空港を結ぶチャーター便の第1便が13日、山口宇部空港に到着した。国際線ターミナルでは歓迎行事が行われ、村岡嗣政知事、篠﨑圭二市長らが韓国からの観光客を出迎えた。 ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク