子どもたちの笑顔輝く 石垣市子どもセンターまつり
児童館に通う子どもたちの成長や日ごろの様子を発信する「第9回石垣市子どもセンターまつり」(同センター主催)が2日、市健康福祉センターで開かれ、舞台では歌や踊りなどが披露された。物づくり体験コーナーやバザーもあり、来場した親子が楽しい時間を過ごした。
三線クラブの演奏でオープニング。中山義隆市長があいさつし、「多くの子どもにセンターを利用してもらい、今後も子どもたちの笑顔が続くような施設であってほしい」と発展を願った。 舞台では、演劇ワークショップを通したコミュニケーション能力の向上を目的に、教育事業を展開する劇団㈱チームスポットジャブル=宜野湾市=の協力を受け、小学校の児童25人がジェスチャーゲームを披露した。
児童は、この日のために3回のワークショップで演題からシナリオまで自分たちで構成。観客参加型のクイズ形式で、水泳など体育の授業のシーンをジェスチャーで伝え、来場者に答えてもらった。 舞台に立った前里玲那さん(9)は「子どもからお年寄りまで分かりやすいジェスチャーにしたかった。プールでの動きを思い浮かべ、メンバーみんなで内容を決めた」と満足そう。
ファシリテーターとして児童らをサポートした同劇団の島袋寛之さんは「最初は話も聞かなかった子が、段取りを決め発表できるようにまでなった。ものすごい伸びだと思う。こうした過程が成功体験につながる」と手応えを実感した様子。
同センターは2010年2月に開所。利用登録者数は年々増え、本年度は1100人、延べ利用者数2万2161人(1月末時点)となっている。
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