全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

先進技術使い商品開発へ

 昨年10月にオープンした県水産試験場「おいしい魚加工支援ラボ」(鶴岡市加茂)で26日、県漁協女性部員を対象に、先進加工技術などを学ぶ研修会が開かれた。浜のお母さんたちが施設内の急速冷凍装置など先進的な加工技術を体験し、海の幸で作る総菜商品開発のヒントを探った。

 県漁協女性部を対象に県が今回初企画した研修会。水産加工品開発の動きを助長し、生産量増加や水産業者の所得向上につなげる狙い。

 この日は庄内一円から各支部の女性部員27人が参加。初めに同試験場の専門研究員による講話で、施設内にあるスチームコンベクションオーブンや低温乾燥庫、急速冷凍装置による調理・加工の特徴を学んだ。

 その後は参加者が持ち寄った「銀ガレイの甘辛揚げ」「いか飯」「ホッケを使ったハンバーグ」といった総菜を真空パック処理後、低温アルコールに浸して数分で急速冷凍。湯煎や電子レンジで解凍し、味見をして確かめた。県漁協女性部長で、酒田支部長の佐藤初子さん(79)=酒田市宮野浦=は「これまでにない施設。この施設を活用し、女性部を挙げて商品開発に取り組んでいきたい」と話していた。

 同ラボの施設利用率は1カ月当たり10日間ほどで推移。県の担当者は「県内で捕れた水産物を使って加工や調理することを要件として、施設内器具の利用料全額減額もある。予約の上、利用を」と話していた。問い合わせは県水産試験場資源利用部=電0235(33)4382=へ。

急速冷凍装置(手前右)に興味津々の様子の浜のお母さんたち(上)長期保存も可能な急速冷凍を施した総菜を触って確かめる参加者

関連記事

長野日報社

三光寺の河津桜 広がる色彩 長野県富士見町

長野県富士見町落合上蔦木の三光寺(川窪俊英住職)で河津桜が見頃を迎え、本堂の南東側の庭に濃いピンク色の花が広がっている。咲き具合は木によって異なり一部は葉桜に変わりつつあるが、今月いっぱいは楽...

清掃活動連続1000日を達成 田中さん「まだまだ拾い続ける」

 「アースクリーン」として2020年7月からボランティア清掃活動を続ける田中秀典さんの連続記録が27日で1000日を迎えた。この日は、午前6時から桃里の海岸を清掃。賛同する仲間たち約40人でビーチクリーンを...

釧路新聞社

在外教育施設派遣の川堰、松下教諭帰国報告【釧路】

  在外教育施設の教員として文部科学省の制度により派遣されていた、台中日本人学校(台湾)の川堰清美教諭(釧路市立鶴野小学校)と、シカゴ日本人学校(アメリカ)の松下美保教諭(同音別小学校)がこのほど...

釧路新聞社

釧路市役所、2航空会社の出向者離任【釧路】

 釧路市に出向していた職員の帰任者辞令交付式が27日、市役所で行われた。新型コロナウイルスの影響で2021年度に航空会社から出向していた横澤友絵さん(51)さんと服部まゆかさん(46)も戻ること...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク