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長野日報社

平成最後は「明けの海」 八剱神社注で進奉告祭

御神渡りの注進奉告祭でしめ縄をたき上げる炎を囲む八剱神社の関係者

 諏訪湖の湖面が結氷し、せり上がる自然現象「御神渡り」の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)で23日、今冬の結果を神前に告げる注進奉告祭があった。総代や古役ら約40人が参加。平成最後の今冬は、御神渡りが出現しない「明けの海」となったことを奉告した。

 平成に入ってから22回目の明けの海で、2季連続の御神渡り出現はかなわなかった。今冬は冷え込みが続かず、薄氷が張っては解けて全面結氷にも至らなかった。

 神事では、宮坂清宮司(68)が「小波打ち寄する明けの海にて御渡りござなくそうろう」と読み上げ。神事後は、御神渡りができた時に氷上の筋道を確認する拝観式で使用予定だったしめ縄をたき上げた。総代らは真剣な表情で炎を見守った。

 宮坂宮司は「今冬は暖かく、薄氷が張る程度だった」とし、「御神渡りの記録は1443年に始まった。明けの海で残念だと終わりがちだが、伝統を未来につなげたことに意味がある」と話した。宮坂平馬大総代(65)は「もう少し凍ってほしい思いもあった。来季は温暖化にめげず、諏訪湖に頑張ってほしい」と期待した。

 奉告祭に続き、結果を記した注進状を諏訪大社に奉納した。大社を通して宮内庁に言上、気象庁に報告される。

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