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長野日報社

にぎわい回復期待 アーク諏訪「ツルヤ」開店

JR上諏訪駅前の商業ビル「アーク諏訪」1階に開店したツルヤのセレモニーでテープカットする金子ゆかり市長(右から3人目)や諏訪駅前開発の井口恒雄社長(同2人目)ら

 諏訪市のJR上諏訪駅東口開発事業で建設した商業ビル「アーク諏訪」1階に21日、核店舗で諏訪地域初進出となるスーパー「ツルヤ」(小諸市)の上諏訪店が開店した。2階にはテナントとして3店舗が同時オープンし、店内は買い物客でにぎわった。まるみつ百貨店閉店から8年。にぎわい回復へ住民の期待を背に、諏訪の玄関口の駅前が新たな一歩を踏み出した。

 午前8時半すぎの開店セレモニーは、店舗前で大勢の客が見守る中で開かれた。金子ゆかり市長は「待ちに待ったオープン。これを契機に諏訪のまちが新たなスタートを切り、にぎわいが戻ることに期待したい」とあいさつ。ツルヤの掛川健三社長は「諏訪地域の皆さんとともに成長したい。お客さまがまた来店したいと思える店を目指したい」と意気込みを語った。

 各店には次々と買い物客が訪れた。諏訪市大和の関虔三郎さん(81)は自宅近くにスーパーが完成したことを喜び、「駅前は人通りが少なくて寂しかった。ゆっくりできる場所になればいいね」と期待した。

 駅前ではまるみつが2011年2月、隣接のスワプラザ商業棟が14年12月に閉店。12年設立の民間会社「諏訪駅前開発」が事業主体となり、買い物弱者対策としてスーパーなどの誘致を進めてきた。井口恒雄社長は取材に「近隣住民ら関係者の理解でここまでこられて感無量。3階には市が設置するスペースもできる。物を売るだけでなく文化などの拠点としてにぎわってほしい」と話した。

 アーク諏訪は、鉄骨造り3階建てで延べ床面積は約1万1000平方メートル。2階は10施設がテナントとして入る予定で、同日はドラッグストア「マツモトキヨシ」、100円ショップ「ワッツ」、補聴器販売店「リオネットセンター」がオープンした。今後、美容室や医療機関、飲食店などが入る予定。

 3階は市が設置する公共スペース「駅前交流テラスすわっチャオ」が5月18日にオープンする。一角に入る放送大学長野学習センターは4月1日に開所する。

 商業ビルの隣にはマリモ(広島市)が10階建てのマンションを建設して89戸を分譲する。今年11月末の完成を予定している。

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