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長野日報社

公共空間の活用法探る 伊那で講演とWS

講演で国内外の公園改修の事例を説明する飯石さん

 伊那市の市民有志でつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」セントラルパーク活用委員会は19日、街再生イベント「セントラルパークから明日のいなまちの暮らしを考えよう」を市創造館で行った。地域住民やまちづくりを学ぶ学生など約50人が参加。講演とワークショップで公共空間の活用方法を探った。

 同委員会が市協働のまちづくり交付金を活用し初めて開いた。2日間の日程の2日目で、講演は遊休化した公共施設や公園の活用をマッチングする公共R不動産コーディネーターの飯石藍さん(36)=東京都=が「住み続けたくなる街をみんなで育てる」と題して話した。

 飯石さんは、「浮浪者や薬物の売人がたむろしていたニューヨークの公園が、改修で市民が集う憩いの場になった」などと、国内外の公園のリノベーション(改修)の事例を紹介。誰も利用していない公園や、禁止事項が多く使い勝手が悪い公園が国内にも点在しているとして、官民協働での公共空間づくりの重要性を説いた。飯石さんは「公園は住民のもの。住民の居場所になれば公園や地域に愛着も生まれる。越えなければならないハードルもあるが、まずは行動につなげることが大切」と呼び掛けていた。

 ワークショップでは6班に分かれて、同市荒井のセントラルパークを視察。市創造館でパークの活用イベント案などを出し合った。同委員会の平賀裕子さん(54)は「今後も講演会やワークショップを重ねて、公園を中心に住民の暮らしが楽しくなる方法を考えたい」と話している。

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