やさしい日本語学ぶ 市内居住の外国人と市民

日本語が苦手な外国人にも伝わりやすい「やさしい日本語」を使って地域や日本人とのコミュニケーションを深める講座(県主催)が17日午後、石垣市役所第1会議室で行われ、市内に居住する外国人と市民がワークショップを通して多言語対応を学んだ。
日本語の簡易表現で外国人とのコミュニケーションツールに期待されている、やさしい日本語は外国人へ情報をていねいに伝えるため考案。被災時に安否確認や避難情報を確認するなどの利用も兼ねており、暮らしのなかでも飛び交う難しい日本語を分かりやすく伝える手段として全国でも広がりを見せている。
運営団体の沖縄NGOセンターは外国人移住者が市内で体験した「言葉の壁」を紹介しながら、ワークショップでゲームや交流を通して会話の構造を簡単にすることや漢字にかなを振るなど、日本語に不慣れな外国人に対する表現方法を紹介した。
同センターで講師を務めた安里千早さんは「やさしい日本語には簡単、親切な意味がある。日本語の伝え方はいろいろあるが、難しく考えずに分かりやすく伝えてほしい」と呼び掛けた。
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