岡工高生ものづくり成果 岡谷エコーRCに報告
補助金を受けて取り組んだ研究について発表する岡谷工業高校の生徒
岡谷エコーロータリークラブの「岡谷工業高校ものづくり支援事業」の成果発表会が18日、岡谷市長地のライフプラザマリオで開かれた。補助金を受けて、ロボット開発や諏訪湖に生息する植物の研究に取り組んだ4グループの代表生徒14人が、会員約30人に成果を報告した。
若い世代のものづくり支援を目的に、同クラブが10年間続ける事業。昨年6月にプレゼンテーション大会を開き、交付する研究グループを選んだ。全国大会に向けたロボット製作や、諏訪湖のヒシの繁殖状況などを研究する生徒に総額25万円を贈った。
昨年10月に山口県で開いた全国高校ロボット競技大会に出場した機械科2年の折井優樹さんら10人は、バレーボールやテニスボールを持ち上げてコースを走行するリモコンロボット計4台を作った。動画で大会の様子を紹介し、本番まで試作を重ねた成果を披露した。
折井さんは「全国のレベルは高かった。改良を何度も重ね、機械の性能を少しでも良くできたのは支援があったから」と感謝の言葉を述べた。
岡谷エコーロータリークラブの木下敏彦会長は「将来の岡谷のものづくりを担う若者のため、長期的に支援を続けたい」と話していた。
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