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紀伊民報社

名誉顧問に東尾修さん 女子硬式野球チーム和歌山レジーナ

女子硬式野球クラブチーム「和歌山レジーナ」の名誉顧問に就任した東尾修さん(右)と、川保麻弥監督=田辺市で

 和歌山県田辺市を拠点とする県内唯一の女子硬式野球クラブチーム「和歌山Regina(レジーナ)」の名誉顧問に元プロ野球の西武ライオンズ投手、東尾修さん(68)が就任。16日、田辺市を訪れ「できる限り応援していきたい」とあいさつした。

 「レジーナ」は設立3年目を迎えた今年、球団の名称を「和歌山ファイティングバーズNANA」から変更した。新しく理事長に米穀販売会社専務の田上雅人さん(48)=田辺市、球団代表に会社員の森脇章夫さん(46)=上富田町=が就任。元女子プロ野球選手の川保麻弥監督(34)は、3年前に埼玉県から田辺市へ移住した後、箕島高校(有田市)出身の東尾さんと知り合い、選手を指導してもらうなど交流を深めた。新体制のスタートに当たって東尾さんに名誉顧問を依頼したという。
 東尾さんは西武のエースとして通算251勝を挙げ、西武の監督として2度リーグを制覇した。現在は野球解説者を務める。16日は田辺市内で会見し「最初は県内に女子の硬式クラブチームがあることすら知らなかったが、皆さんの熱い思いを知り、田辺で頑張る姿を見て応援したいと思った。自分も広報の役割はできると思う」と述べた。
 会見の後には、今季からレジーナに入団する予定の小学生や、中高生の選手に投打の基本を指導した。今後も不定期で指導するという。
 智弁和歌山高校出身で中日ドラゴンズ岡田俊哉投手の妹で、レジーナに入団する未来さん(12)=御坊市御坊小学校6年=は「女子だけのチームで野球がしたかった。球が速くて投げ方がきれいな兄のようなピッチャーになりたい。東尾さんに投げ方を褒められてうれしかった」と話した。

中学生チームも発足

 レジーナは今季、中学生から40代まで約20人の選手でスタートし、ユニホームもこれまでの紺とえんじ色から赤色に一新する。昨年に続いて全国大会に出場し、上位入賞することが目標。中学生が増えたため、4月からは県内初の女子中学生硬式野球チームも発足させる。
 川保監督は「東尾さんには女子野球の環境を整えようという活動に賛同していただき心強い限り。選手の指導だけでなく監督としての指導も受け、レベルアップしたい」と話している。

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