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そらのレストラン装飾コンテストで最優秀賞 ソラシネマちとせ

トリックアートのような装飾を作ったソラシネマちとせ

 新千歳空港国内線ターミナルビル4階にある映画館「ソラシネマちとせ」がこのほど、映画「そらのレストラン」ディスプレーコンテストで最優秀賞を受賞した。作品をPRする館内の装飾の内容を競うもので、トリックアートのような立体的なデザインが評価された。来場者にとっては絶好の写真撮影スポットになっており、映画の上映期間となる21日まで展示する予定だ。

 コンテストは「そらのレストラン」製作委員会が主催。道内の上映劇場全14カ所が参加した。作品は大泉洋さんが主演の人間ドラマ。桧山管内せたな町でチーズ工房を営む主人公が、仲間たちと食材を持ち寄り一日だけのレストランをオープンするストーリー。

 ソラシネマちとせでは、館内にある縦3・2メートル、横3・6メートルのスペースに装飾を展開。青空の下に広がる丘の食卓上に料理が並ぶ構図。段ボール製のテーブルの一部が壁からせり出し、残りの部分は壁の中に伸びて実在するように見える。

 映画館のスタッフ18人が今年1月に2週間かけて制作した。背景は空や草原の写真を使用。食卓のパンや野菜は、紙や紙粘土で作った。

 テーブルの立体感を出すのが最大の難関で何度も試行錯誤を重ねながら、締め切り直前に急ピッチで作業を進めたという。

 作業の中心になった職員の遠藤周子さん(28)、佐々木望さん(26)は、いずれも作品のファンで、最優秀賞の受賞に驚きの表情。「自分がそらのレストランを開店しているような気分になれた」「おいしそうな食べ物が表現できた」とそれぞれ感想を語った。二人は「作品を見た人は『これはあの料理だ』とニヤリとしてほしいし、まだ見ていない人にはおいしそうな食卓を見て豊かな気分になって」と呼び掛けている。

 同映画館はこれまでも手作りの装飾による上映作品のPRに力を入れてきた。「またコンテストに参加したい」(遠藤さん、佐々木さん)と、今後の取り組みにも意欲的だ。

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