在宅ケア 全国大会inとかちが開幕
全国大会の開会式であいさつする蘆野大会長(左)
医療・福祉関係者や市民が集い、在宅ケアや街づくりを考える「第25回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会inとかち」が2日、帯広市内のとかちプラザで始まった。十勝での開催は2012年(帯広)以来7年ぶり。3日との2日間で講演など約30のプログラムが行われ、全国から1000人以上の参加を見込んでいる。
主催は日本ホスピス・在宅ケア研究会のとかち大会実行委員会。同研究会は在宅ケアの分野で歴史ある学会・研究会で、2017年度の久留米大会(福岡)には全国から医療・福祉、有識者、宗教者ら約2500人が集まった。
初日は午前10時から開会式が行われ、蘆野吉和大会長(北斗病院医師)が「胆振東部地震の影響で大会規模は縮小したが、魅力的な企画を用意できた」とあいさつ。蘆野氏は続く大会長講演「地域で看取(みと)るまちづくり」で150人以上の参加者を前に、「全国では終末期に焦点を当ててQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)を高める医療や、終末期を迎えた人を支援するまちづくりが考えられている。その動きを十勝や全国で活発化させるための大会にしたい」と述べた。
3日は柳田邦男氏による市民公開講座「大人が絵本に涙するとき~生きる命の水」(午後2時半・帯広市民文化ホール、無料)などが行われる。
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