太宰府から春の便り 新千歳に梅親善使節

JAL職員に梅の鉢を贈る神職たち(右)
福岡県にある太宰府天満宮の梅の親善使節が29日、千歳市内を巡った。梅花の鉢を各所に贈り、新千歳空港では2月に奉納予定の受験生向け日本航空(JAL)特大絵馬をおはらいした。
訪れたのは神職やみこなど5人。紅白の梅4種類100鉢を携えて26日に本道入りし、道庁や札幌市役所などを表敬訪問してきた。29日には千歳市役所の山口幸太郎市長を訪ねたほか、千歳署や各駐屯地などに一足早く春の便りを届けた。
学問の神様と言われる菅原道真を祭る太宰府天満宮。神職たちは新千歳空港国内線ターミナルビル2階のJAL出発カウンター前で願い事を受け付けてきた特大絵馬に試験合格の祈りを込める修祓式にも臨んだ。
権禰宜(ねぎ)の鈴木英樹さん(33)は願掛けした人たちの気持ちをくみ、「どうか健康に気を付けて、持てる力を存分に発揮してほしい」とエールを送った。特大絵馬の願い事受け付けは31日まで。
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