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紀伊民報社

売れ残り減らそう 節分の恵方巻き

恵方巻きの予約を呼び掛けるチラシが並ぶ特設コーナー(28日、田辺市稲成町で)

 2月3日は節分。近年、全国的に恵方巻きを食べる習慣が定着する中、売れ残った商品が大量に廃棄されることも多く、農林水産省は流通業界に注意を促している。和歌山県田辺市内のスーパーマーケットでも販売に力を入れる一方、売れ残らないように対策を練っているという。
 県内を中心に約160店舗を展開しているオークワは、需要に見合った販売をするために、予約販売に力を入れている。30日まで受け付け、2月の2、3日に各店舗で渡す。
 田辺市稲成町のオークワパビリオンシティ田辺店では、予約のチラシを並べた特設コーナーを用意したり、のぼりを設置したりして予約を呼び掛けている。
 店頭では2、3日、35~40種類の恵方巻きを販売する。毎年の売り上げから製造本数を決め、足りなくなったら追加で調理している。
 定番の太巻きや田舎巻きが1番人気だが、ローストビーフやカルビ焼きなどを巻いた和風以外の変わり種が年々売れてきているという。ハーフサイズのセットも売れ筋。
 竹本勝敏店長は「好みが多様化していて、食べやすさが重視されている。いろいろな味を食べたいという人が多いのでは」と話している。
 田辺市下万呂のAコープ紀南クックガーデンでも、毎年の売り上げ状況を分析し、製造本数を決めている。足りない分は当日の売れ行きを見ながら作り、廃棄が出ないように気を付けるという。
 恵方巻きは年々売り上げが伸びている商品。今年は節分が日曜でもあり、例年よりも多い6千本程度の売り上げを見込んでいる。
 2、3日に約30種類を販売する。新商品は女性や子ども向けの「エビアボカド巻き」。売れ筋は定番の太巻きや田舎巻きで、海鮮系も人気が高い。いろいろな味を楽しめるセットもよく売れるという。
 玉置浩之店長(47)は「恵方巻きの販売が途切れると、補充するまでに時間がかかるのが難しいところ。作り過ぎる場合もあるので、売り上げ本数をしっかりと予測することで気を付けたい」と話している。

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