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病気で頭髪失った子へ

小学生と高校生が豊橋みなとLC通しヘアドネーション

 小児がんの治療などで髪の毛を失った子どもたちのための医療用ウイッグ作りに役立る「ヘアドネーション」活動。自分の伸ばした髪の毛を役立ててもらおうと、豊橋市内の小学生と高校生が、同活動に力を入れる豊橋みなとライオンズクラブ(草野剛会長)を通して髪の毛を提供した。  ヘアドネーションは、小児がんなどで頭髪を失った子どものために、寄付された人毛で作ったウイッグを無償提供する活動。ライオンズクラブ国際協会では「子どもたちを笑顔にするプロジェクト」として同活動の推進に力を入れている。

 今回、髪を提供したのは、同市立幸小学校3年の森久夏絆さんと桜丘高校2年の林優寿さんの2人。森久さんは草野会長の孫で、母親の百絵さんと共に話を聞き「切るときは寄付したい」と自ら申し出た。今回、同ライオンズの特別部会にも物品寄付したり、医療用ウイッグの斡旋などに力を入れる同市小畷町の美容室「アンベリール」でカットを実施。平恭子代表が、約2年間伸ばした森久さんの髪にハサミを入れ、直径約1㌢×長さ約20㌢の毛束を作った。

 林さんは、自身で同店を探して髪の毛を提供。中学時代に報道でヘアドネーションを知って伸ばし続け、今回、30㌢の髪を寄付した。「協力できて良かった。また伸ばして提供したい」と林さん。草野会長、同クラブ会員で活動を担当する鷲野ひとみ・2リジョンFWT委員に髪を手渡し、感謝状を受けとった。  同クラブを通したヘアドネーションは7人目で、草野会長らは若者の協力に感謝していた。髪の毛は、ライオンズクラブ国際協会の「全日本FWT」から関係機関に医療用ウイッグの材料として送られる。

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