全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

宇部日報社

本庶さんに贈る賞状を生徒らが手すき

緊張した面持ちで紙をすく生徒(旧小野中の紙すき場で)

 ノーベル医学生理学賞の受賞をたたえ、山口県宇部市民栄誉賞第1号に決まっている京都大高等研究院特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さんへ贈られる賞状の製作が27日、旧小野中にある紙すき場で行われた。小野地区観光推進協議会文化伝承部会(末田昭男部会長)の指導の下、厚東川中の生徒10人が紙すきを行い、手作り和紙の賞状の原型を作った。  ノーベル賞受賞で市内の子どもたちに夢と希望を与えた本庶さんに、地元に伝わる伝統的手法ですいた和紙を用いた賞状を贈ることで、改めて感謝とお祝いの気持ちを伝えようと市が企画。厚東川中と小野地区観光推進協議会文化伝承部会に依頼して実現した。作業には同中の3年生1人、2年生9人と同部会員5人が携わった。  部会員がコウゾを加工した紙素とつなぎの役目を果たすトロロアオイの粘液が混ざった水を準備。生徒は2人ずつ、網を張った木枠をくぐらせ、均一の厚さになるようにすき上げた。各自が5回すき、重ね合わせて賞状の原型となる1枚の和紙を製作した。  生徒が作った和紙は同会が自作した装置で3日間ほど圧力をかけて水分を抜いた後、天日で乾燥させて完成を迎える。  末田部会長は「小野地区で伝わる紙すきで賞状が作られるのは光栄で名誉なこと。市民にもこの文化が広まるきっかけになれば」と語った。  本庶さんへの贈呈式は3月に京都市内で実施予定。今回作られた賞状のほか、宇部にゆかりのある記念品も贈る。

関連記事

紀伊民報社

激戦和歌山へ応援続々 石破首相ら党首クラス 参院選

 参院選の公示から1週間。和歌山選挙区では1議席を巡る新顔7人の争いが、激しさを増している。全国に32ある「1人区」は、選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされる。和歌山には、各党のトップや幹部が各陣営...

豚丼全国へギフト開発 帯広物産協と会員2社

 帯広物産協会が進める「100年豚丼プロジェクト」が新たな展開を見せている。全国に向け、豚丼の魅力を発信しようと、会員企業と連携し、ギフト用に本格的な豚丼セットを開発した。中元シーズンに合わせ売り...

宇部日報社

プロゴルファー生源寺選手が母校・竜王中で講演 「向上心や探究心を大切に」..

 赤崎小、竜王中出身のプロゴルファー、生源寺龍憲選手(27)が9日、同中で講演した。母校の後輩に当たる児童・生徒224人を前に、中学時代を振り返りながらプロ生活について語り、夢や目標に向かって意欲...

荘内日報社

イガイ「エゲ」「イゲ」はうまい!! 豊富に採れる庄内浜 “夏限定”でないをアピ..

 みそ汁にするとおいしい庄内浜の「イガイ」をアピールする取り組みが始まった。県漁協、県水産研究所、鶴岡市、磯見漁師、飲食店がタッグを組み消費拡大を目指す。  イガイは水深5~7メートルの岩に付...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク